2020年8月13日(木)、19時頃からチャレンジパークにおいて、「灯明の点灯」を行いました。
例年ですと、8月12日、13日は「本宿・赤松納涼盆踊り」の日程でしたが、ご存じのように新型コロナ感染防止のため盆踊りは中止となりました。
但し、盆踊りの目的である「祖先の供養」や「災害等で亡くなられた方の慰霊」をせずに中止するのでは、永年続いた行事の意味が減じるという思いから、8月13日お盆の迎え火の日に「灯明の点灯」を本宿・赤松自治会の役員等で行う事としました。
準備は1週間ほど前から開始、本宿自治会で入手した孟宗竹を本宿自治会館に運び、自治会役員有志らの手で行いました。8月7日に、108本の灯明のを点すための竹の受け具作りです。かなり太い竹を所定の長さに電動ノコで切断、それを自治会会員から借用した大型電動ノコで斜めにカットし、最後は手作業でバリ取り。約半日がかりで竹の準備は完了しました。
その後は、竹の煮沸消毒です。竹には油分が含まれ、内部には竹を食い荒らす虫が居る事が多いため、沸騰した湯で10分間ゆであげます。この作業は赤松公園で8月10日の夕刻から行いました。まだ、かなり暑い中での火を使った作業でしたので、皆さん汗だくでした。その後、開催日まで乾燥させました。
開催日の夕方、天気予報通りの雷雨が町内を襲いました。その雨も開催準備の集合時間にはきっちりと止み、おあつらえ向きのお湿りとなり、皆ホッと。
せっかくの迎え火も、あまり多くの方が集まると、「密」の状況になるため開催の案内は積極的には行いませんでしたので、関係者が雷雨の後に集合し、準備を開始しました。ご覧になれなかった方々には申し訳ありませんでしたが、当夜撮影の写真で我慢して下さい。
午後7時より、赤松自治会小宮会長の挨拶の後、参加者による点灯が行われ、参加者全員で黙祷しました。