【赤松自治会だより】
「赤松自治会だより」第17号を発行しました。久しぶりに2ヶ月連続で発行しましたが、やはりキツいかな?
1.11月度 小和田地区自治会連合会報告
(1)防災対策課/茅ヶ崎市地域防災計画(修正素案)が公表され、パブリックコメント実施。富士山噴火時の対策や風水害、大震災時の対策について。
(2)防災対策課/R3年度「防災リーダー研修会」を1月/2月で実施予定。12月24日申し込み締め切り。
(3)ゴミ集積所に設置する看板(A3サイズ)が、各自治会に配布されることになったが場所によっては設置が難しいので、要検討。
(4)各自治会報告
・赤松町自治会:自治会を4ブロックに分け、持ち回りで会長職を選出してきた。4年後の担当ブロックが住民の高齢化(70代・80代が64.7%)により、選出困難な状況との報告。
・本宿自治会:今年度の餅つき大会中止。11月21日(日)/3自治会合同給水訓練開催、その後移動式ホース格納庫と消火器およびAEDのチェック。
・赤松自治会:組長会で報告があった、ポイ捨て対策として、8の付く日に朝のゴミ拾いを有志で実施する予定。12月12日(日)感震ブレーカー説明会実施予定。
・菱沼小和田自治会:ゴミ集積所に設置の「カラスいけいけ」ネットが盗難され、警察に通報したが、二日後に近くのマンションのゴミ捨て場で発見。
類似品写真
2.3自治会合同防災訓練を実施
11月21日(日)10時から3自治会合同防災訓練が開催されました。今回は本宿自治会が担当で、コロナ禍を考慮し防災リーダー主体で参加者を募りました。東小和田公園地下に設置されている100t水槽から飲料水をくみ出す訓練です。一部、トラブルがあったおかげで、結果的に良い訓練になりました。
3.大規模マンションでの自治会活動
3−1.小和田地区自治会
赤松自治会に大規模マンション「シエリア湘南辻堂」の住民が加入して3年経過しますが、コロナ禍の影響もあり、旧エリアの住人との交流がなかなか進まない状態が続いています。そこで、小和田地区における大規模マンションと地域自治会の関わりを調査しましたので、概要を報告します。
(1)プランヴェール湘南茅ヶ崎自治会
名前が示すように、大規模マンション約100戸の住民が立ち上げた自治会で、単独で成り立っています。
1フロア毎に戸数が異なるため、全103室を10グループに分け、出来る限り各グループに各フロアの1室が入るように分割、各グループが順番に自治会役員を担当し、任期は1年。管理組合とは別の組織で運営され、自治会役員には管理組合理事も参加。
マンション設立から約27年間、小和田地区自治会連合会や小和田地区まちぢから協議会等の地域の会合や協議会にも参加。多くの世帯が役員を3回以上経験しており、良くまとまった組織です。
回覧システムは無く、全戸配布以外の回覧物は掲示板に貼り出し。
(2)赤松町自治会
自治会内に大規模マンション2棟が下記時期に竣工
①セルテシティオ湘南辻堂/171戸:2000年11月
②クレストフォルム湘南辻堂/186戸:2002年2月
2015年以降は、旧エリア2地区と併せて4ブロックに分け、自治会長を持ち回りで選出。役員は各ブロックから副会長を選出、任期は原則2年ですが、マンションの場合は理事会で選出されるため実質1年。戸建てのブロックは2年任期。餅つき大会や夏祭り等の合同イベントを毎年実施。(コロナ禍で、2020,2021年は中止)
マンションでは必要な情報は回覧していますが、各マンションで判断し掲示板で済ませる場合もあります。全戸配布や回覧はマンション理事会で決定。
3−2.その他の事例
その他の事例をネットで調査した結果、国土交通省が「マンションと地域の連携・共助による地域防災力の強化に関する調査研究」報告書を2015年にWEB公開していました。一例として東日本大震災における仙台のマンションでの自治会の活動例を紹介。
(1)長町街苑パークマンション自治会 /229戸:1989年3月
マンション単独で自治会発足、近隣の長町地区町内会連合会に加入。運営はマンション住人からのボランティアで行っています。
・東日本大震災時、指定避難所の長町小学校は避難者が溢れ入れる状態ではな かったことから、急きょマンション 2 階集会室、1 階ロビーを自主避難所とし、マン ション 1 階の防災センターを災害対策拠点とした。
・東日本大震災当時は、安否確認、情報収集・発信、炊き出し(初日から 10 日間実 施)、配食サービス、高層階で被災して生活に困る高齢者への食事の宅配等を 行った。
・また、自治会として、安否確認のためのボランティアを募集し、要援護者に対する 安否確認、室内の転倒した家具の引き起こし、買い出し等の協力行った。
・指定避難所に、高校生や大学生 3~4 名をボランティアとして派遣した。マンショ ン全体で約 20 日間、延べ 600 人を派遣。発災害時からお湯を地域に提供した。
・マンション内に自主避難所を設 置したことを連合町内会長に 報告すると、その日のうちに連合会からバナナと牛乳約 300 食分等が届けられた。
・マンション住民の勤務先関係から届いた支援物資を近隣へも提供した。
(詳細は下記報告書を参照)
https://www.mlit.go.jp/pri/houkoku/gaiyou/pdf/kkk123.pdf
5.茅ヶ崎歴史散歩 ⑩ 河童徳利
河童徳利の伝説は、江戸時代から西久保地区に伝わり、主人公の五郎兵衛さんは実在の人物として、1824年に無くなったとされています。現在も静岡県榛原郡川根本町にお墓があり、子孫が「河童徳利」を大事に保管しているそうです。その話は・・・
お酒の好きな五郎兵衛さんが農作業後に、馬のアオを間門川で洗っていると、アオが河童に川へ引きずり込まれそうになった。
皆を呼び集めて河童を捕まえ、木に結わえると、「こどもが居るので許して」と請われ、優しい五郎兵衛さんは河童を解き放った。
その晩、五郎兵衛さんの家に河童がお礼に現れ、いくら飲んでも満杯のままという酒の徳利を渡した。そして「底を3回たたくと酒は止まります」と言われた。それからは酒好きの五郎兵衛さんは働きもせず、毎日酒を飲んで暮らした。ある日、餌をあげずにいたアオが痩せ細っていることに気づき、徳利の底を3回たたき、酒を止めて再び働き者の五郎兵衛に戻った。・・・・と言うあらすじです。
寒川町との境の小出川(昔は間門川)にかかる、現在の大曲橋の手前に看板が立っています。ちなみに、現存する河童徳利は胴回り約40cm、高さ21cmと言いますから、ちょっと太めの大きな徳利だったのでしょう。6合2勺入るそうです。
詳細は下記
季節の花
第17号までのPDFは下記のリンクからダウンロード出来ます。