Akamatsu News 第23号


 【赤松自治会だより】

 「赤松自治会だより」第23号を発行しました。今回の号は、5月29日(日)に実施された、「小和田地区安否確認訓練」の報告がメインです。安否確認訓練後には一昨年購入した防災用大型テントの設営訓練と、LPG発電機起動発電機の起動訓練を実施しました。主な参加者は防災リーダーと役員達です。小和田地区の安否確認訓練結果です。

 赤松自治会の過去4年間の結果です。

 傾向を見ると、シエリアマンションでは2020年度を除いて確認率は上昇傾向にあり、訓練に関する認識が高まったといえます。下記、2019→2022まで。

シエリア確認率 83.2%→38.9%→85.5%→87.1%

 一方、旧エリアの確認率を見ると、今年度が最低の値となりました。

旧エリア確認率 69.0%→49.8%→56.3%→46.1%

 旧エリア確認率低下の要因は、アパートの割合が増えてきたことと、戸建てに出し忘れ世帯が増えていることがあります。アパートによっては50%の確認率があるので、各世帯での認識が大きくばらつき、かつ低下しているように思えます。

 実際に災害が発生した時に、ハチマキやプレートを出せない人=被災者を救助するのが目的です。在宅で健康な方は必ず「安全表示」を出しましょう。 

防災用大型テント設営完了(YU-ZUルームから撮影)

LPG発電機起動訓練

 今回の「茅ヶ崎歴史散歩⑬」は鎌倉街道を取り上げました。 

 鎌倉街道とは、鎌倉幕府が開かれた後、鎌倉と各地を結んだ中世古道の総称で、各地に多数の道があります。茅ヶ崎にあるのはそのうちの、京鎌倉往還と呼ばれる道です。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まったことで、鎌倉往還が話題になるかと思いましたが、あまり取り上げられていないようです。

 茅ヶ崎市内の鎌倉街道の道筋は、辻堂駅南の辻堂図書館側から続く道がJR東海道線を渡り、国道1号線につながる赤松通りが起点となりります。東小和田交差点を渡りすぐに左折すると道祖神が鎮座しています。その先、松林通りを左に入る道が鎌倉街道で、上正寺の北側を通り小和田コミセンの前を通るルートが「あのみちこのみち歴史みち」文化資料館ブックレットには紹介されています。一部は現状と道筋が変わっていますので、辿るのは難しいようです。

鎌倉街道(あのみちこのみち歴史みちより引用)

 特に、相模線を渡った以降の中央公園、市民会館や市役所あたりは地形も変わり全く辿ることはません。

 藤沢市では2012年、鎌倉街道に「京、鎌倉往還(鎌倉街道)」という看板が、辻堂郷土史研究会によって設置されています。No.1は辻堂駅を渡り、図書館への道を進んだ左側の、手打ちそば金太郎を越えた辺りにあります。その先には「源頼朝公 落馬地」を示す大きな看板があります。赤松にお住まいで、辻堂図書館に通われている方は見たことがあるでしょう。

 辻堂駅からの鎌倉街道を自転車で少しだけ走って、看板を探しながら撮影したところ、1〜3、5〜6及び10〜17はすぐに見つかりました。他はとても判りにくいので、また時間がある時に散策します。

茅ヶ崎市でも、このような看板が有れば良いですね。


小和田地区まちぢから協議会役員会報告

小出地区まち協主催で茅ヶ崎駅で駅ピアノ開催。小出地区に70年前から伝わるピアノを2日間公開し、市民約300名が演奏。

chigasaki-machiren.org

 


赤松自治会だより 第23号

 



 


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